怒りの感情で
振り回される人を減らしたい
感情労働って聞いたことありますか?
新しい概念で、アメリカの社会学者A・R・ホックシールドによる言葉です。
体を使った作業を賃金に変える「肉体労働」、頭を使って創出したアイデアなどを賃金に変える「頭脳労働」に対して、「感情労働」とは感情を抑えることで賃金を得ます。
どういった職業かというと
・キャビンアテンダント
・医療関係者
・福祉関係者
・教師
・カウンセラー
・コールセンター業務
・営業職
対人サービス業全般と言えるでしょう。
顧客満足を追求するなかで、感情労働を求められる業務が増えてきているようです。
感情のコントロールを自らおこなうことで、前向きに技術を磨き、相手の期待に応える、また期待以上のサービスを提供していることでしょう。
肉体労働や頭脳労働は休憩や休暇を取ることで体の回復をはかることが多いですが、感情労働では、心の疲れや心の傷は、体を休めても回復はしにくいと言われています。
他人からの怒りを向けられたり、理不尽な怒りを受け止めたりすると、なかなか気持ちの切り替えがしにくいものです。そしてストレスとして溜め込んでしまう。
精神面での不調を持っていても、表面的にはわからないこともあります。
ストレスが溜まってしまったら、それを解消するためには、仕事を忘れて他のことに没頭できる時間を作ることも大切です。好きなスポーツを楽しんだり、趣味を楽しむ時間を取ったり、何もしないでゆっくり過ごすという選択もありですね。
その前にストレスを溜めにくい方法を身につけていることが出来たら、もっと楽になることでしょう。
アンガーマネジメントは感情のコントロールに有効です。怒りの感情を自分でコントロールすることで、ストレスを溜めないようにすることもできます。
感情労働でなくても、日々人と接していたら、自分と違う価値観にさらされることがあります。ストレスをため込まないように工夫していきたいですね。
あなたは、仕事以外では、何をしている時、時間を忘れて没頭しますか?
【今後の講座予定】
★アンガーマネジメント入門講座
3月15日(木)19:00~20:30
自習室うめだ
3月24日(土)10:00~11:30
大阪市北区民センター
3月31日(土)10:30~12:00
大阪市北区民センター
4月7日(土)10:00~11:30
大阪市北区民センター
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3月24日(土)12:30~16:30
大阪市北区民センター
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