耳栓購入
イラっとした時6秒待つ
その後 思考のコントロール
三重丸を思い浮かべて
まあ許せるか 許せないかにわける
許せなければ 行動のコントロール
コントロール可能か不可能か
重要か重要じゃないか
まさにその日はアンガーマネジメントが必要だった
怒りが起きやすい状態になっていた
前日に試験の受験表を確認したら
住所の間違いがあり主催者に連絡しないと
いけないことが判明
グループラインに
夜中2:00になっても止まらない
個人同士のメッセージのやりとり
数秒ごとに〈ブル〉となるスマホ
前日の地震もあったので
緊急速報もあるかもしれないから
電源を切ることはしたくない
翌日 試験があるので寝たいけど
〈ブル〉となるスマホが気になって
寝れない
二人は悪気無いことは
重々承知している
でも 私の「べき〗が発動
そろそろグループラインでの
やりとりはやめて個人同士の
マンツーマンでのやりとりにして欲しい
と思って
2:00ごろ その旨を
Messengerで送るとすぐに止まった
集中して寝る
目覚ましで起きる
天気予想通りの雨が降っていた
雨降りは頭痛持ちには辛い
朝から痛み止めを飲んでパラパラと速読をして
整えて出発
試験問題を慌てずゆっくり読んで
落ち着いて回答しよう
良く読んだら大丈夫と言いきかせながら
問題集に目を通す
コロナ対策もあり
試験会場は席が工夫されていて
二人掛け 一人掛けとなっていた
私は 二人掛けの右手側
受験番号確認すると
午後からも同じ席での受験とわかった
カバンは隣の席に置かず床に置くように
指示される
<土足で歩いている床にカバンを
置くって最悪!>
<なんで私はカバンをひっかけるものを
今日は持っていないの?>と萎える
隣がやって来た
受験表を2枚持っていた
<この人も午後からも受けるんだあ>
<一緒だな>
<なんで 鼻水ぐすんとずっとすすっている状況で
受験しにきているの?>
<熱は測ったの?>
<あーくしゃみもしてる>
<別室で受験して欲しい>
<試験監督者は何も言わないの?>
どんどん心が呟く
回答用紙が配られ試験監督者が
左手側の隣人に「大丈夫ですか?」と
声をかけた
「花粉症で」と答えていた隣人
<花粉症か、辛いだろうな>
<風邪でなくって良かった>
<コロナの心配しなくて良かった>
少し安心したが ひっきりなしに
鼻水をすする音が気になる
<薬のんで鼻水をとめるべき>
<薬飲んだら眠たくなるのかもしれない>
自分に集中して試験に向かおうと言い聞かす
試験が始まったが
鼻水すする音が気になり集中できない
文字を読んでも頭に入ってこない
寝不足と集中力欠如
家での勉強中なら飲み物でも飲んで
一息いれるところだが
試験中はペットボトルさえ
机の上から片づけなければならないなんて
知らなかった
飲み物で落ち着かせることはできない
深呼吸
15分すぎた
隣に引きづられたまま
集中できる態勢をさがす
左手の人差し指を左耳に突っ込んだ
ようやく 鼻水をすする音が
かすかになった
<耳栓持ってきていたら良かった>
一時間たったころ隣人は離席の為
手を挙げた
<こんな状態でも受験するだけあるよな>
<私はまだ三分の一以上、問題も読めてないのに
すごいな>
ようやく静かになった状況で試験に向かう
消耗しきっていた
考えてもわからないことはわからない
<満点じゃなくてもいい>と言いきかせ
試験会場を後にした
昼休憩取って
午後からまた試験
近くのスーパーで【耳栓】を購入
日曜日ということもあり
受験者が多くランチを予定していたレストランも
いっぱいで5組待ち
何時空くかわからないので
レストラン近くの食堂に行く
テーブルがちょっとべたっとして
落ち着かなかった
さくっと食べて試験会場へ向かう
消毒中の張り紙があり
受験者は廊下で復習中の人がちらほら
私も交じってテキストを開く
試験監督者が入室の許可を出したので
入室し席に着く
しばらくするとお隣さんがやって来た
<やっぱり同じ人>
<相変わらずの鼻水すすり>
【耳栓】を握りしめる
テストが始まる前に耳栓を押し込む
なんとテスト始まって30分で
お隣さんは回答が済んで退室していった
なんという集中力の持ち主なんだろう
勝手に振り回された私を笑ってしまった
ようやく自分のペースで試験に向かう
今回は散々たる結果に終わったような気がする
結果発表は一か月ほど先になるが
いい経験をした
今後のアンガーマネジメントの講座の題材にしよう
怒りが生まれるメカニズム
(マイナスな感情、マイナスな状態)
・受験表の住所の間違いに前日気づく
・前日 2:00までMessengerのバイブレーション
・寝不足
・当日 雨降りで頭痛
・当日 お昼ご飯食べる場所がイメージと違った
スイッチとなる「べき」
・夜中の2:00までグループラインで
個人のやりとりのMessengerするべきでない
・鼻水すすりながら受験するべきでない
・花粉症なら薬で鼻水は止めて受験するべき
衝動のコントロール
・反射しない
思考のコントロール
・③許せない
行動のコントロール
・右上
その状況はコントロール不可能だけど重要
お隣さんの席を変更してもらうことはできない
私にとって重要な時間
変えられないことを受け入れる努力をして
今できる事をする
これは【耳栓】購入して対処したこと
アンガーマネジメントはトレーニングです
一度聞いたからといって
出来るわけではありません
何度も何度も繰り返し身に付けていきましょう
今後のアンガーマネジメントの講座はこちらからご覧いただけます