怒りの感情で
振り回される人を減らしたい
女性専用車両に男性が乗車することについて最近ニュースで取りざたされています。
アンガーマネジメントを学ぶ前は、女性専用車両に男性が乗車していると、気になっていました。そして「ここは女性専用車ですよ」とその人に伝えていました。
「あっ」と言ってその男性が車両変更してもらうと【ほっ】としていました。
男性は女性専用車両に乗るべきでない。なんで乗って来るのよ。こんなにあちこちの女性専用車両と書いているのに見てないの。そういう人に限ってスマホを覗き込んで周りを見ていない。もっと余裕を持って移動するべき。ルールを守るべきとか、私の心の中に色んな感情が溜まっていって「ここは女性専用車両ですよ」とその人に伝えていたと思います。
ただ、多くの人は女性専用車両に男性が乗り込んできても、なにも言わない光景を何度も見てきました。
なんで、注意しないんだろう。人の行動に興味がないのだろうか。と感じたこともありました。
私がその男の人に伝えるのは正義感なのかというと、そうではなく、私自身が持っている「べき」なんです。その人が何かトラブルを起こしているかというとそうではなく、ただ乗車した車両が【女性専用車両】だったんだと思うのです。
電車に乗るのが不慣れだったかもしれません。
土地勘のないところでの乗車だったかもしれません。
日本語が読めない方だったかもしれません。
時間に余裕がなくてその電車に乗ったが、仕事の連絡で回りを見る余裕もなくスマホを見ていたのかもしれません。
もしかしたら、わざと乗り込んで来たのかもしれません。
いずれにしても、その男の人が【女性専用車両】に乗って来ることはコントロール不可能なことです。
そのコントロール不可能な変えられないことは、私にとって重要なことかというと重要なことではなかったのです。私の人生にとってさほど重要ではないことで、イライラの種をもっていたのです。
こういう時は【放っておく】ということを学びました。
いまでは、遭遇しても、その人が【女性専用車両】に乗る理由を妄想しています。
気づいたらだいたい、その人は降車しています。
あなたは、女性専用車両に男性が乗車してきたとき、どんな感情になりますか?
【今後の講座予定】
★アンガーマネジメント入門講座
3月15日(木)19:00~20:30
自習室うめだ
3月24日(土)10:00~11:30
大阪市北区民センター
3月31日(土)10:30~12:00
大阪市北区民センター
4月7日(土)10:00~11:30
大阪市北区民センター
★キッズインスタラクター養成講座
3月24日(土)12:30~16:30
大阪市北区民センター